皮そのものがおいしければ、
おまんじゅうはもっとおいしくなる。
「あずきを食べている感じがするのは、つぶあん」
「いや、上品さではこしあんだ」
ひとはおまんじゅうを語るとき、
餡については饒舌になりますが
餡を大切にくるんでいる
皮の存在は忘れがちですよね。
そこで、本当においしいおまんじゅうを作ろう
と考えた私たちは
ただ餡をおいしく炊きあげるだけでなく
皮のおいしさもトコトン追求することに決めました。
そうして生まれたのが
私たちが札幌駅限定で販売している
「札幌ぽっぽまんじゅう」。
蒸気の力でアツアツに蒸しあげた
むっちりとした厚皮が特徴のこのおまんじゅうが
おかげさまで連日ご好評を
いただいている理由のひとつは
おいしい皮のもとになる秘伝のみつを、
こっそりと忍ばせているから。
そしてこの秘伝のみつの配合をそのままに
遠方のお客さま向けの
「札幌ぽっぽまんじゅう」として誕生したのが
「わかさいも本舗のおいしいまんじゅう」なんです。

おお、なんだか自信満々のネーミング
とお思いかもしれませんが
おいしい餡を
おいしい皮で包んだおまんじゅうだったら
それはもう「おいしいまんじゅう」
としか言いようがないのだから仕方ない！
とはいえ、もちろん、その名に恥じないためには
みつ以外の工夫だって忘れていませんよ。
まず、手なじみの良い、
しっとりとした弾力のある皮には
北海道産の小麦を100パーセント使用。
そこに香ばしい醤油と黒砂糖をいっしょに練りこんで
ほのかな塩気と複雑なコクの相乗効果によって
存在感たっぷりの皮のうまみを引き出しました。
そして、あとを追うようにして
口のなかに広がっていく餡が
とても上品な甘さにもかかわらず、
皮の力強さに負けずにいられるのも
私たちが地のものにこだわって選んだ
北海道産小豆なればこそ。

これからも「おいしいもの屋」であり続ける
わかさいも本舗だからこそ作れる
おいしいおまんじゅう。
これからのおまんじゅうはこうでなくちゃ、
を本気で宣言したいのです。